| ’9年10月7日発売中日新聞 | ||
| 虹・私のせんせい | 厳しくされて燃えた アイドルマジシャン 小泉エリさん もともと運動が苦手だったんですが、中学で卓球部に入りました。友達に誘われて気軽に入ったんですけど、実は京都府でも一、二を争う強いチームだったんですよ。練習はすごーく厳しくて、顧問の宮下直樹先生(49)には怒られてばかりいましたね。おっきい眼鏡が印象的でした。 練習で気を抜いたりしたら涙も出ないほど怖かった。球を打ってもらうと、すっごい速いのが左右に来るんです。全然取れず「向いてないから辞めてしまえ」と何度言われたことか。ちっちゃい時から卓球教室に通った子と対等に戦うにはかなり練習が必要だから、あんな厳しかったんだと思います。 私、厳しくされると燃えるタイプなんです。ずっと下手でしたけど、二年でレギュラーになりました。他校が“エリ対策”を練っていると聞いてもっと頑張ろうと。二年最後の府の大会は、目標だったシングルスで使ってもらいました。結果は銀メダル。先生は転勤が決まっていて、最後の最後に「言うことない」って優しくねぎらってくれました。 三年生最後の府大会のことです。試合中、背中から大きな声がするんですよ。「落ち着いていけー」って。ぱっと観客席を見たら、もうほかの中学を指導している宮下先生が必死に応援してくれている姿が、目に飛び込んできて。すごくうれしくて力になって・・・。団体はだめでしたけど、個人ではベスト8決定戦まで進めました。 厳しさに耐えたことが自信になってます。今の仕事も結構しんどういことがありますが、あきらめずにいれば何か結果を残せると。 先生に会えたら、まずお礼したいですね。自信がなかった私を前向きに変えてくれました。目の前でマジックも見せたい。どんな顔をされるかなあ。 |
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| こいずみ・えり 1982年、京都市山科区生まれ。京都外大卒。高校時代のニュージーランド留学で周囲にマジックを披露し、喜ばれたことがきっかけでこの道に。CBCテレビ「ノブナガ」にレギュラー出演。全国を飛び回って名古屋名物の料理を食べる「ごはんリレー」を3年前から継続中。4歳から大相撲観戦が趣味で魁皇の大ファン。 |
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