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つかず離れずの距離感が心地いい
今飼っているポッキーはペルシャのオスなんですが、猫は人間との関係において、ある一定の距離を保つのが面白いですね。家族で居間にいると、少し離れたところからこっちの様子をうかがったり、私達の目の前をすーっと通り過ぎて自分の存在をアピールしたり・・・。ベタベタせず、かといって甘えてこないわけではない、そんな距離感がいいですね。私はバイクで学校へ通っているんですけど、帰ってきたときのバイクの音が聞こえてくると、私が帰ってきたって分かるみたいで、ポッキーはいつも玄関の前で待っているんです。
私と猫との付き合いは4歳の時から。一人っ子で両親が仕事で家を空けることが多く、一人で留守番をしていると寂しいのでねだって買ってもらったんです。今でも猫と一緒に車で帰ってきたことを覚えていますよ。2匹のペルシャ猫で、オスのローリーとメスのパティ。残念ながらローリーは3年ほどたったある日、逃げてしまって戻ってこなくなりました。パティはいつも夜9時になると私の布団の上に座って、私と一緒に寝るのを待っていましたね。パティとは私が13歳くらいまで一緒でした。
パティとのお別れは思わずジーンと感動
前に住んでいた家から今の家へ引越しする時に、猫を手放さなければならなくなり、早速パティの里親を募集するためにスーパーへ張り紙を出しました。その時、パティは10歳を越えていたのですが、もともと美人だったんですね。張り紙を見て問い合わせきた方の『何歳ですか?』の質問に機転を利かせて『5歳です』と答えると、相手の方は、『じゃあ、あと10年くらいは生きられるわね』といって引き取ってもらうことになったんです(笑)。無事に里親のもとで暮らし始め、しばらく経ったときにこれで最後と思ってパティに会いに行きました。猫を4匹くらい飼っているお宅で、パティは分かっているはずなのに私のことは知らん顔だったんです。ところが、最後に玄関を出て帰るときになると、パティが私の目をじーっと見つめるんです。これでお別れっていうのを察知したんでしょうね。その時は感動して思わずジーンとしてしまいました。 |