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★番組紹介主人公のかえでは一ヶ月後の12月に結婚する。何の不安もない幸福な未来がすぐそこにあった。 ただ一つ問題は、もう十年会っていない父親のこと。母親が倒れたとき、企業戦士の父は病院に来なかった。母はその夜に息をひきとった。彼女は、家族のことより仕事を選んだ父を許せなかった。 そんな彼女だが、根は優しい。人がよくて、頼まれごとを断れない。そして方向オンチでもある。 彼女の行く先々で神様のいたずらで災難に次ぐ災難にまきこまれる中で、助けを求めている人に幸せを与えてゆく。 出会った人々にとってみれば、彼女はどこからか幸せを運んできて、そっと去っていく天使なのだ。 彼女は、そんなつもりはない。早く家に帰りたい。 一ヶ月後の結婚式の日まで、彼女は自分の家に帰ることができるだろうか? 災難と自分探しの旅は、いったいいつまで続くのだろうか? そして、行く先々で図らずも立ち会うことになるさまざまな出来事は、父親との関係、結婚の現実、夫婦愛について、その真実を彼女に提出する。 真理を目の当たりにして、彼女は少しずつ成長していく。 ★第7回あらすじ(寝台特急ペガサスの眠れない夜) かえで(中山美穂)は九州から東京行きの夜行列車に乗った。車内に備え付けの電話から、学(小泉孝太郎)と連絡を取ることにも成功。後は東京へ着くのを待つばかり、と思ったのだが・・・。 自分の席にやってきたかえでは、居合わせた七見幸之助と冬に挨拶するが、車両番号を間違えていた。車掌に指摘されて自分の席へ行ってみると、そこにいたのはどんなときにもマジックから頭が離れない手品師の男(横木ジョージ)、酔っ払った男、長谷川、変な動物を抱いた婦人、何やかにや売りつけようとするセールスマンの青木たち。うるさくてゆっくり眠ることもできない。食堂車に行けば今度はボヤ騒ぎに巻き込まれ散々なかえで。 その頃学は、愛原町子、秋葉原りると、かえでを出迎えるべく、駅に向かおうとしていた。しかし、エレベーターに閉じ込められ・・・。 騒動続きでぐったりしたかえでがデッキで座り込んでいると、そこに七見と冬が来た。ふたりのやさしい言葉にかえでがほっとしたのもつかの間、突然冬が倒れてしまう。一緒に冬に付き添うかえでに、「これは最初で最後の旅なのです」と話す冬と七見。話を聞いたかえでは、列車の中で二人のために結婚式を挙げてあげようと乗客に呼びかける。最初はばらばらだった乗客も話を聞き、団結するようになる。『手品師の男』(横木ジョージ)はかえでの前で手品を見せたときにそっと彼女の指輪を抜き取る。 『俺も手伝わせろ』と酔っ払い客が式場である食堂車に入ってきたとき皆は初めて神父であると知り、この神父が結婚式をとりはからう。 やがて結婚式は始まり、指輪の交換のセレモニーでかえでが指輪を神父に渡そうとするがない。そのとき『手品師の男』(横木ジョージ)が手品で彼女の指輪を出現させて場を盛り上げる。 感動の結婚式は無事終わり、かえでは安心して二人を名古屋で見送ったあとに災難が訪れた。車掌に指摘されたのは名古屋で車両が切り離され、かえでは本来の東京行きとは違う松本行きに乗ってしまっていたのである。切り離しの案内を聞き落として、車両に戻っていなかったのだ。かくしてまたかえでの東京もどりは出来なくなり、旅は続くのであった。 ★第7回キャスト(敬称略) 中森かえで ・・・ 中山美穂 愛原 町子 ・・・ 西田尚美 中森 学 ・・・ 小泉孝太郎 秋葉原りる ・・・ 酒井若菜 手品師の男・・・ 横木ジョージ 七見幸之助 ・・・ 山本 圭 村下 冬 ・・・ 藤村志保 車掌・畑野 ・・・ 樋渡真司 長谷川 ・・・ 岩松 了 コック・南 ・・・ 田口浩正 アケミ ・・・ 矢沢 心 サブ ・・・ 岸田健作 セールスマン青木 ・・・ 菊池均也 動物を抱いた婦人 ・・・ 夏川加奈子 鉄道マニアの大学生・・・ 近藤公園 引率の教師 ・・・ 皆川猿時 ほか ★第7回スタッフ(敬称略) 脚本 君塚良一 プロデュース 高井一郎 演出 澤田鎌作 音楽 武部聡志 |
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