横木ジョージ・レミ
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痛みに耐えてよく頑張った。感動した
小泉純一郎首相は2001年5月27日、東京・両国国技館での大相撲夏場所千秋楽の表彰式に出席、けがをおして優勝した貴乃花に内閣総理大臣杯を授与した。首相は表彰状を読み上げた後、「痛みに耐えてよく頑張った。感動した。おめでとう」と貴乃花を絶賛した。
 夏場所は、東横綱の貴乃花が優勝決定戦で西横綱・武蔵丸を上手投げで降し、2場所ぶり22回目の優勝を飾った。貴乃花は前日の大関・武双山戦で右ひざを亜脱臼したが出場を強行。本割りでは武蔵丸に突き落としで敗れ、13勝2敗で並んだものの、決定戦を気迫あふれる取り口で制した。
 前日の無双山との取組で敗れた貴乃花は、自力で歩けないほどに右ひざを痛めてしまっていた。診断結果は全治2ヶ月の亜脱臼。親方は休場を勧めたが、「出場して(ひざが)ダメになってもいい」と、ファンのため、そして横綱の誇りのため、決死の出場を決意した貴乃花だった。武蔵丸を破った瞬間の表情はまさに鬼の顔だった。