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『景気回復』『ショー・ザ・フロッグ』次々成功  横木ジョージ氏のパロディー芸
小泉首相もあやかりたい?顔もそっくり、大人気の横木ジョージ氏『改革マジック』◆横木(よこぎ)ジョージ
 本名横木保。1954年、滋賀県生まれ。10歳でマジックを始める。高校卒業後、銀行勤務を経て30歳でプロデビュー。97年、ドイツの『世界マジック大会』出場。手先を使ったマジック『スライハンド』が代表技で、人体浮揚、剣刺し、人体交換など、大型イリュージョンも繰り出す。妻も娘もマジシャン。

顔ソックリ
 候補次第では政権が揺らぐ小泉首相だが、大阪では首相ソックリのマジシャンが話題を呼んでいる。抵抗勢力を骨抜きにし、手の中でどんどんお金を増やして景気回復も実現。-と本家がなしえない『改革マジック』を次々繰り出す横木ジョージ氏(48)。大阪で直撃すると『小泉さんにはもっとすごいマジックを見せてほしい』。首相も夏休みの間に、マジック勉強しますか?
 横木氏が小泉首相をパロったマジックを編み出したのは昨年10月。小泉ブームのさなかだった。横木氏は、切れ長の目、横顔、背格好も小泉首相にそっくり。それならと、小泉首相の発言や国会をマジックに取り入れられないか『熱慮』を重ねて生み出した。
 ショーの冒頭、『For ever Love』が流れ、グレーのかつらをかぶって登場する。観客は一瞬、どよめく。普段の髪型もライオンヘアにした。『(観客の)支持率ですか。今でも相変わらず高いですよ。小泉さんが首相になった頃と変わりません』。小泉首相が聞いたら、悔しがるのでは、と思うほど、爆笑、拍手に包まれる。
 しかし、観客には『小泉政権が倒れれば、私も消えます』と言い続ける。『マジックは必ず結果が出て失敗はまずないが、小泉さんは、失敗すると全部だめになる』と受け止めている。
次は郵政モノ
 『今、郵政民営化マジックを考えています。どうやって、あの大っきなポストを出そうかと。支持率向上のマジックもできないかな』。小泉首相は、もう他人のような気がしない。まだ会ったことがない首相の前で『一度マジックをすること』が、夢だという。
主な小泉マジック

 米百俵・・・どんぶりに米を入れ、ふたをすると倍の量になる。別の鍋に米を入れ、もう一度ふたをすると、また倍に増える。数回続けるが『百俵になるまで続けると、皆さんが大変なので、この辺でやめます』とオチ。
 ショー・ザ・フロッグ・・・持ち出した万国旗を、大きな箱の中に入れて、おまじないをかける。すると箱の中から、オリに入ったカエルが現れる。小泉首相が『ショー・ザフラッグ』というべきところ『フロッグ』と間違った国会答弁を再現する。
 ◆キャッチボール・・・ブッシュ米大統領との会談で着たラルフ・ローレンの青いシャツ姿で、観客とボールを投げ合う。その内にボールが大きな花に変わる。
 抵抗勢力・・・鏡を袋に入れ、外からたたきながら、『抵抗がありますね』。しかし『抵抗勢力も私の手にかかると』と針を刺すと、鏡を通り抜ける。『抵抗勢力なんのその』。鏡を曲げ、ついには曲がってしまう。『抵抗勢力は完全に折れてしまいました』。鏡を元に戻すと、『やはり抵抗勢力は強かった』。
 ◆感動したっ・・・鈴木宗男氏の声帯模写をする漫才師を『ムネオハウスから持ってきた』ベッドに乗せ、ロシアン人形と一緒に電動のこぎりで切っていく。人形は切れたが漫才師は生還する。『痛みに耐えよく頑張った。感動したっ』。
 ◆景気回復マジック・・・紙の中でお札をどんどん増やしていく。『これを国民の人が覚えれば、景気回復は間違いなし』と宣言。
H14、8、12日刊スポーツ(関東版)に掲載されました。